パパってもしかして河童おやじ?

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8月26日にもきゅうり食べられちゃったんだよ!!

お泊り保育

姫たちの通った認可保育園では年長さんたちの自立と成長を考えて毎年7月ごろ恒例のお泊り保育があります。(ほんとに保育園の先生方に感謝です。)

でも、そのお泊り保育はただのお泊りではないのです。

子供たちは自分たちで勇気と知恵とやさしさをもって河童おやじと戦うというストーリーに4月から伏線がひかれています。

保育園では年少から、それぞれのクラスでピーマンやナスなどをプランターで育てますが、毎年、年長はこのストーリーに合わせてきゅうりを育てます(本人たちには、自分たちで何を育てているか実ができるまでなぜか内緒)。散歩や昼寝、体操で年長さんたちがクラスにいないときを狙って河童おやじが、おもちゃを隠したり、育てた大切なきゅうりを食べちゃったり、また手紙を残していったりとするので、子供たちはお泊り保育までに河童おやじのことを疑いながらも信じています。(卒園しても小3の一姫はサンタさんのことはもう疑っているけど、河童おやじはいまだに信じています。)

そしてお泊り保育当日、土曜日の昼前から集まり、みんなでカレーを作ります。お泊り保育までにカレーの中に入れる具材から自分たちで決めて(ほぼ闇鍋状態?)それまでに何度もピューラーで人参の皮むき、ジャガイモの皮むきを保育園で練習します。当日には河童おやじから今までのいたずらの謝罪と今困っていて助けてほしい手紙が届き、路面電車にみんなで乗って近くの神社のある公園にゴー!(あらかじめ先生が行って仕掛けてある)河童おやじの頼みをみんなで協力して解決して、神社で河童おやじからお礼のお宝の腕輪をもらい保育園に帰ってからはお礼の冷やしきゅうりをおやつに1本ずつもらい丸かじりします。夕方からはプールにお湯を張ったお風呂に入って、花火をして就寝。(その間にも使っていないクラスに河童おやじが来た形跡が…。)

ホントに園の先生方総出でのイベントで親は全く関与せずです。ただ、なぜか多くの保護者が園の近くをたまたま通りかかったというLineが届き、毎年当日の進行状況が実況中継されます。

翌日、日曜日にお迎えに行くと、どの子供たちも自身たっぷりに自慢の腕輪をパパママに報告してくれます。わずか一晩ですが、子供たちの成長を感じます。

我が家の姫たちが通った保育園は、最近まで私が勤めていた私立医科大の同窓会が作った保育園の分園で、今は都の認可を受けた認可保育園です。昨今、いろんな保育問題がネット上にも挙がっていますが、ほんとに園の子供たちの成長を先生方が考えてくれていて、園長先生をはじめ保育園のスタッフの方々に感謝でいっぱいです。

そのイベントも今年はコロナで例年通りには行っていませんが、先生方がいろいろ策を練ってくれているようで、7月のお泊り保育はできませんでしたが、それに代わるイベントを実施中のようです。

そんな中、三姫(三女)は今、きゅうりに敏感です。三姫が今朝とったベランダガーデニングきゅうりを見て、パパが「丸かじりしても美味しそうだね。」と言ってしまったので、三姫の目の奥がキラリ。三姫「パパってもしかして河童おやじ?」。河童おやじの件が解決するまで疑われること確実です。