ザワークラフト キャベツのお安い時期にお勧め

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冷蔵庫で1か月持つザワークラフト。キャベツ、塩、キャラウェイでできる自家製のドイツの保存食。とっても美味しく、肉料理だけでなく中華やピザetcいろいろな料理に合います。

ザワークラフト キャベツのお安い時期にお勧め

キャベツの安く手に入る時期になったので、ザワークラフトを先週末に作りました。

キャベツ、塩、ハーブでできる保存食。

塩はキャベツの重さの2%です。

ブログを書き始めたころの記事には材料・分量等をのせていなかったので、書き直すことにしました。

 

今回の材料 2L瓶1本分 

  1. キャベツやや小さめ2玉 (2個で2㎏でした)
  2. 塩 40g
  3. キャラウェイ 適量

作り方

  1. キャベツの芯を包丁でそいできれいにしておく。
  2. キャベツの外側の葉を1~2枚剥がし、きれいに洗ってとっておく。
  3. キャベツの葉の付け根から3~4㎝奥に中心にむかって包丁を入れ、芯を包丁で抜きます。
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    キャベツの芯もきれいにしてとっておきます。後から重しの一部として使います。
  4. 芯を抜いたら半分、更に半分(1/4)、半分(1/8)に切って軽く洗い、汚れがついてないか確認します。もちろん汚れがついていたらしっかり洗ってください。
  5. 食べやすい大きさに千切りにします(あまり細すぎると完成時に歯ごたえがなくなります。5㎜~7㎜がお勧めです)。
  6. 大きめのボールか中華鍋等にいれ、分量分の塩をいれ、ビニール手袋をしてしっかり揉んでいきます。
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    刻んだら、ひたすら揉みます。キャベツから水分が出るまでです。
  7. キャベツから水分が出るほど揉んだら、キャラウェイを加えて混ぜます(このとき水分は捨てません)。
  8. きれいに洗った(我が家では熱湯を入れて消毒しています。)瓶に空気が入らないように綿棒やへらで押し固めるようにキャベツを詰めていきます。水分も瓶に移してキャベツがしっかり漬かって空気に触れないようにします。
  9. 1~8までの作業を繰り返します。
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    写真の瓶はダイソーで250円で売っていました。
  10. とっておいたキャベツの葉を瓶の口の大きさに折り畳み中蓋にし、キャベツの芯を蓋の上に置いて瓶の蓋をして、キャベツに荷重がかかるようにします(キャベツが空気に触れないようにします)。
  11. 常温でこの時期(15~20度ぐらい)で3日間。もっと温度が低いと4~5日間かかります。時々、発酵で出てくる泡を綿棒やへらで押して抜き、上がってくる水分が瓶からあふれそうならお玉等ですくって捨てます。キャベツが常に水分に漬かっていて空気に触れないようにしないといけないので、水分の捨てすぎには注意です。
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    今回は酸味の確認で3日目に味見をしました。丁度よかったので、小分けにして冷蔵庫に入れました。それまでの間、毎朝少しあふれそうな水分を少しずつ捨てました。
  12. 酸味が程よくなったら、きれいな瓶やビニールに詰めて冷蔵庫で保管します。1か月程度持ちます。2L(キャベツやや小さめ2個)の瓶で5㎏ぐらいのザワークラフトができます。

 

ポイントはキャベツが常に空気に触れないように、キャベツから出てきた水分に漬かっていること。材料も三種類で意外と簡単に自家製ザワークラフトができます。いわゆる肉料理だけでなく、我が家では餃子や焼きそば、カレーの時にも食卓に漬物~サラダ感覚で(漬物ですが…)出しています。ほんと家族みんなが好きですぐ、食べてしまうので、年末までのキャベツが安いうちにあと2回ぐらい漬けられるといいなっと思っています。