二姫 ママ、大丈夫?今年もいけそうだね。「だいじょうぶだよ、ゾウさん」

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だいじょうぶだよ、ゾウさん 文溪堂 表表紙より

今週のお題「読書感想文」

子供たちの読書感想文は一応、親として提出する前にあまりにひどい誤字脱字がないかとか気になって目を通しています。もちろん、本の方も読みます。

今年の二姫の感想文の一つは「だいじょうぶだよ、ぞうさんローレンス・ブルギニョン作、柳田邦男訳。

 

二姫 ママ、大丈夫?今年もいけそうだね。「だいじょうぶだよ、ゾウさん」

あらすじ~

年老いたゾウと幼いネズミの物語。二人はとても仲良しで、お互いの長所と短所を生かして仲良く暮らしています。ゾウはネズミがひとりで行けないような遠いところに連れて行ってくれたり、ネズミはゾウが不得意な細かい作業をしたりと。

ゾウは死ぬときにつり橋を渡ってゾウの国に行きますが、ゾウとネズミが見に行ったときにつり橋が壊れていました。ネズミは直せるけど、ゾウにつり橋を渡って欲しくないので引き返してきます。でも幾つもの季節を重ねるうちにネズミも成長してゾウはさらに年をとります。弱ってきたゾウさんを一生懸命ケアするうちに、ネズミは心が成長して、ゾウさんがゾウの国に渡るつり橋を修理してあげます。そして、「こわがらないで」といって見送るのです。ゾウさんは「だいじょうぶ」といって、渡っていきました。

今年二姫の提出する予定の感想文は二つ、そのうち一つは柳田邦男賞。

「だいじょうぶだよ、ぞうさんはどっちに出すの?」と二姫に尋ねたら、

「まさか柳田先生の方にこれは出せないでしょう。」と。さらに作品を読んで涙もろいママが泣いていたら、

「ママ大丈夫?今年の作品も大丈夫だね(ママが感動しているし、作品選びはOK)。」

やはり、打算的な二姫(次女)です。