ロロンかぼちゃはお坊ちゃま?

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ロロンかぼちゃは江戸時代から続く日本のタキイ種苗が作った由緒正しきかぼちゃでした。

北海道の岩見沢市から届いたロロンかぼちゃ。

美味しく頂くにあたり、ロロンかぼちゃのことを調べてみました。

大きく分けると、日本かぼちゃ、西洋かぼちゃ、ペポかぼちゃの三つのタイプがあるそうです。

西洋かぼちゃ:栗かぼちゃ、坊ちゃんかぼちゃ、鈴かぼちゃ、ロロンかぼちゃ、雪化粧かぼちゃ、伯爵かぼちゃ、赤皮栗かぼちゃ、コリンー、プッチーニなど

日本かぼちゃ:黒皮かぼちゃ、菊座かぼちゃ、バターナッツ、島かぼちゃなど

ペポかぼちゃ:金糸瓜、ズッキーニ、韓国かぼちゃなど

日本かぼちゃと言っても日本原産ではなく、上記はほとんど南北アメリカ大陸が原産です。

日本には室町時代ポルトガルから入ってきたのがはじまりのようです。

それが主な日本かぼちゃの系統、江戸時代後期にアメリカから入ってきたものが主な西洋かぼちゃ系統のようです。

ロロンかぼちゃはタキイ種苗が開発し2009年に販売が開始されたラグビーボール形のユニークな果形をした南瓜の新品種です。

「ロロン」という名称は、育成者の「ロマン」と、まるで食味が「マロン」のような甘さとおいしさを持つことが由来とされています。

ホクホクした食感を活かし、コロッケや揚げ物がお勧めで、栗カボチャほど甘くは無いとのことですが、いろいろな料理に合いそうです。きめが細かいのが特徴で、滑らかなペースト状になるそうで、プリンやポタージュなどお勧めだそうです(楽しみ~)。

https://www.furusato-tax.jp/product/detail/01210/4770121https://foodslink.jp/syokuzaihyakka/syun/vegitable/pumpkin-Lolon.htm出典)

調べてみて、このロロンかぼちゃを作ったタキイ種苗会社さんが、これまた歴史の長いすばらしい会社のようです。

創業が1835年、江戸時代‼。

大森屋治右衛門(初代瀧井治三郎)、優良種苗の分譲開始、種苗業の創始とのこと。(https://www.takii.co.jp/company/history1.html出典)

タキイ種苗会社さんのHPには野菜のことがいろいろ載っていて、野菜好きにはたまらない感じです。

これからしばらく、とっても良いお生まれ・お育ちのロロンかぼちゃの特徴を考えながら食卓に登場させたいと思います。